nanobot とは
nanobot は、香港大学の HKUDS ラボが開発した オープンソースでセルフホスト型の個人向け AI エージェントフレームワーク です(Python製)。GitHub API によると、2026年10月12日時点で約 4万9千スター、ライセンスは MIT、前日にもコミットがありました。商用アシスタントのような体験を 自分のマシンやサーバー上で、小さく読みやすいコアで実現するのが狙いです。
できること
README によると:
- ブラウザの WebUI または ターミナル で動作
- Telegram、Discord、Slack、WeChat、メール、Mattermost、Linear、Feishu、Teams などと連携
- ファイル、シェル、Web 検索・取得、MCP、cron、画像生成、サブエージェント などのツール
- 会話履歴と長期記憶(Dream 機能)
- 長期目標と定期自動化
- Python SDK と OpenAI 互換 API
- OpenAI 互換 API、ローカル LLM、フォールバックモデルに対応
インストール
Python 3.11 以上 が必要です。ワンライナー(curl ... | sh)を使う場合は、先にスクリプトを読む か、README が勧める --dry-run で確認しましょう。nanobot webui で http://127.0.0.1:8765 が開き、Settings → Models でプロバイダー、認証情報、モデルを選びます。
uv tool install nanobot-ai
# pip (venv)
python -m pip install nanobot-ai
nanobot webui
nanobot gateway --background
長所
- データを自社で管理:会話と記憶は自社インフラに残る
- モデルを自由に選べる:機密データはローカル、一般作業はクラウド
- チャット連携:Slack、Teams、Telegram 中心のチームに便利
- 小さく読みやすいコード:監査しやすい
セキュリティ上の注意
- WebUI は localhost のみ で使い、認証と TLS なしで公開しない
- 隔離したユーザーやコンテナ で実行し、必要なフォルダーだけ許可
- プロンプトインジェクション に注意:メールや Web ページに悪意ある指示が含まれ得る。重要な操作は人の確認を必須に
- API キー は環境変数やシークレット管理に保存
- サードパーティの MCP サーバー は事前に確認
向いている人
自社の管理下で、社内チャットやローカルモデルとつながるアシスタントを望む開発者や小規模な技術チーム。技術チームがない場合は、マネージド型の方が安全で簡単なこともあります。
出典
- リポジトリ:https://github.com/HKUDS/nanobot
- README とドキュメント(2026年10月12日確認)
- GitHub API(2026年10月12日)
AI エージェントを安全に導入したいですか?KGA IT は無料相談を受け付けています:kga-it.com
