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FBI が Flax Typhoon のドメインを押収、日本の空港もスキャン対象に

FBI seizes Flax Typhoon domains; Japanese airports were among the scanning targets

KGA IT
2026-10-12更新:4 min
SecurityChinaFlax TyphoonFBIJapanPhishing
Capa: FBI apreende domínios do Flax Typhoon ligados à Integrity Tech

何が起きたか

2026年10月8日、米司法省と FBI は、攻撃ツール Microscan と FishHub の運用に使われた 7つのドメインを裁判所の許可を得て押収 したと発表しました。ペンシルベニア州西部地区で開示された裁判資料によると、ツールは 中国政府と契約を持つ 北京の企業 Integrity Technology Group(Integrity Tech) の従業員が運用していました。民間では Flax Typhoon(Ethereal Panda、Red Juliett と重複)として知られる活動です。

押収は10月6日に許可され、ドメインには現在 FBI の押収通知が表示されています。GovInfoSecurity によると、同社のインフラに対する米国の措置は 2年で2回目 です。

ツールの中身

Microscan: インターネットに公開されたシステムの脆弱性を探す 1,300以上の侵入テスト用スクリプト を備えた Python 製 Web アプリ。スキャンは Mirai 亜種に感染した IoT 機器のボットネット を経由し、発信元を隠していました。

FishHub: スピアフィッシング 用ツール。侵入後に 遠隔操作、ファイル一覧の取得、特定文書の検索・圧縮・送信を行うマルウェアを送り込みます。確認された被害は台湾の大学約 20校。

標的に日本も

司法省によると、Microscan のスキャン対象には次が含まれていました。

  • 米サウスカロライナ州の電力会社
  • 多国籍 NGO
  • 日本 とポーランドの 空港
  • 台湾のガス・電力の重要インフラ企業
  • スキャン直後に侵入された台湾の大学2校

スキャンは侵入ではありません。発表は日本の空港が侵害されたとは述べておらず、スキャンされたとしているだけです。ただし 日本のインフラが標的リストにある ことは確かで、同じ週に日本を含む7か国が出した共同勧告とも符合します。

押収されたドメイン

c0cc[.]cc          (Microscan)
98aicai[.]com      (FishHub)
98aicode[.]com     (FishHub)
outlook3650[.]com  (FishHub)
youtubecard[.]com  (FishHub)
linkedinns[.]net   (FishHub)
98aiblog[.]com     (SoftEther VPN)

(リンク化を防ぐため [.] で表記。)DNS やプロキシのログで検索し、ブロックしましょう。

対策

  1. 上記ドメインを過去の DNS、プロキシ、メールのログ で検索
  2. サーバーや端末に 無許可の SoftEther VPN がないか確認
  3. 公開範囲を縮小: Microscan のようなスキャンは未修正のシステムを大量に見つけます
  4. ルーター、カメラ、IoT の保護: ボットネットはこうした機器でできていました。初期パスワードの変更とファームウェア更新を
  5. 大学、エネルギー、物流などで スピアフィッシング訓練
  6. ドメイン押収でインフラは止まっても、すでにネットワーク内にあるマルウェアは消えません

出典


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