何が起きたか
9月末にNetScalerを更新した組織も まだ終わっていません。10月、Citrixは SAML 関連の重大な脆弱性をさらに2件公開しました。
- CVE-2026-88779(おおむね 10月3日、CVSS 8.7):SAML SP/IdPとして構成された機器で単独のDoSが可能。CISAは 10月4日 にKEVへ追加。9月の欠陥が未修正の機器では、再起動を強いてCVE-2026-88771で注入済みのコード実行を加速するためにも使われ得ます。
- CVE-2026-107406(CVSS 9.5):CVE-2026-88771〜88778を直した直後のビルドに残るメモリオーバーフロー。SAML構成でRCEまたはDoSの可能性。回避策なし。
必要なビルド
- CVE-2026-88779:14.1-73.41+ または 13.1-64.28+
- CVE-2026-107406:14.1-73.46+ または 13.1-64.29+
14.1-73.37 / 13.1-64.23で止めていた場合は再度の更新が必要です。
なぜ重要か
3月以降で4件目のNetScalerのSAML問題です。一度直してチケットを閉じるだけでは足りません。
今すべきこと
- ビルドを確認し、14.1-73.46 / 13.1-64.29未満なら別途メンテ窓を取る。
- SAML IdP/SPとして動くNetScalerを洗い出す。
- 9月の侵害痕跡の調査を続ける。
